2/09/2014

まるさん












まるさん、いつもご機嫌で、愛想がよくて、クレクレ星人で、だれもが君を大好きでした。たくさんの愛おしい気持ちをプレゼントしてくれてありがとう。

君の体に刻まれた数々の痕跡、うちにくるまでにどんなつらいおもいをしたんだろう。君は心から人を信頼することができなくて、そのことを申し訳なさそうに愛想をふりまいてご機嫌をとろうとしていたね。そんな気ぃ遣いな君が愛おしくて、そしてちょっと不憫だった。

2月は君と出会った月。あれから11年、気づけばいつも自然と手の届く距離に寄り添ってくれるようになった君。君のいたずらっこな瞳、屈託ない寝顔、広い背中、まんまるの後頭部に、仕事のつらさを何度忘れさせてもらったことか。

半年前に一度危篤態になってほんとうに途方に暮れたけど、それから奇跡の回復をしてくれたおかげで、君との別れが近いことを覚悟ができたし、この半年は神様からのプレゼント、そう思って過ごせました。つらかったね、がんばったね。一緒にたくさんの時間をすごしてくれてありがとう。

君はとうとう旅だっていってしまったけれど、君の魂が過去のつらかった思い出や病の苦しみから解放されて、これからいつまでも安らかに過ごせることを心から祈っています。

まるさん、ありがとう

2 件のコメント:

  1. Kauniit kuvat kissasta.

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    1. kiitos!
      ありがとう、私の愛する猫さんでした。

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