1/31/2016

釧路 × Nikon1 v3



釧路港と興津をお散歩。

釧路には輸送艦「くにさき」が寄港していた。レンガやコンクリの倉庫のたたずまい、海に捨てられた雪のふぜいをみて小樽を思い出したけど、道民にそう伝えたらあまりピンとこないようだった。

興津の海岸線はまえから地図でながめなら行きたいと思っていて、釧路訪問4回目にしてやっと訪れることができた。思っていたとおりの絶景だった。

海にせり出した崖のがけっぷちにボロボロのサマーチェアに腰かけて夕日をながめている人がいた。気温はもちろん氷点下、たぶんマイナス5度以下だったと思う。この極寒の空の下、なにをしてるのだろう。私たちはカメラをもっていそいそとそのがけっぷちに向かう。カメラをもって近づく私たちに気づいて、ここに来ていいよ、という。その手にはコンデジがあった。私たちは思い思いに写真をとっていると、ここに来ていいからね、いい眺めなんだ、という。

夕日が海にとっぷり沈んで、サマーチェアの人が椅子をたたんで帰っていく。彼の家はこの崖の目の前にあった。こうやって毎日崖のうえで夕日を愛でているのだろうか。その人のうしろ姿を見送りながら、ここでの暮らしに思いを寄せてみた。

1/03/2016

Nikon1 V3 × 新年散歩





























最近毎日30分走ってる。

今日はお正月休みの最終日だし、ご褒美に築地で海鮮丼をたべよう、そう決めて、築地へ5kmの道のりをジョギング。昨晩は足も軽やかで、そろそろ走ることに身体が慣れたのかな、と喜んだのもつかのま、今朝はとても身体が重くて走り始めた時期に逆戻りした感じ。3歩進んで2歩下がる、そんなに簡単に身体はかわらないよね、と思いなおしゆっくりゆっくり前にすすむ。

築地はまだお正月休み、営業を再開するのは4日、明日だ。わかっていたけど、場外なら観光客目当てのお店が開いているだろうとふんで向かった。灯りが落ちた場内は人の気配はほとんどなく、天井の明かりとりから差し込む日の光が静かで美しかった。途中、巡回していた警備員さんに場内は休業日なんで、立ち入り禁止ですよと注意されちゃった。失礼失礼。