サハラ’98 |
ザビエル・デ・フライシネッテ |
名前がわからないミニバラ |
タチアオイ、友人からもらった種が2年越しで芽を出した。 |
そろそろ食べごろのイチゴちゃん。今年は鳥除けのネットをかけたので、横取りされずに済みそう。 |
ちゃんとしたバラは2千円以上するものばかりで、枯らさずに育てられる自信もなく、とても手が届かない。それでホームセンターで売られている数百円で買えるミニバラを見つけては買い求めていた。
昨年のゴールデンウィークあけに、以前から行ってみたかった京成バラ園を訪れた。振り返ってみれば10代のころから行きたいと思っていたのになかなか足が向かなかった場所。そこで5月の素晴らしいバラを堪能したあとは、どうしても自分で育ててみたい衝動に勝てなくなって、バラ園で一番安かった「サハラ’98」の新苗をその場で手に入れた。
このサハラちゃん、家人が好きな黄色だったのと、ツルバラなのでお庭に高さを出すこともできる、返り咲きもして、しかも咲き進むにしたがって黄色からピンクに変化するらしい。成長したときの姿を想像すると心が躍る。
新苗ということで、昨年はひと花だけ咲かせてあとは株が大きく育つのを待った。にもかかわらず、昨年はほとんど成長せずまだ枝も細いまま。本来なら、今年もつぼみはピンチして、来年に備えるべきなのだろうけど、もう1年待つなんてとてもできない。それで今年の春はつぼみが付くままに放っておいた。それで、大小あわせ10個強のつぼみがついた。
昨日から初夏を思わせる陽ざしが続いたおかげで、今日ようやく2輪の花がひらく。開いたあとは、もうすごい勢いで花びらが開ききってしまった。つぼみをつけてからひと月以上待ったのに、咲くときはあっという間だな、と儚い気分になる。
これからほんとうに花の色の変化が見られるのか、このまま散ってしまうのではないかと少しドキドキしながら見守っています。